詳細
インプロセス/ポストプロセス測定、砥石車バランシングサイクル、AEセンサーの特定のアプリケーション向けとして、すべてのタイプの工程制御、各種サイクルに対応するソフトウェアアプリケーションパッケージが開発されました。
マーポスは、今日、また今後の生産工程の自動化と制御において、各マシンの仕様に応じて、極めて迅速に構成できる制御システムの設計が可能になってきています。アップデートが可能で、リモートでモニタリングでき、他のシステムとも広範囲にスピーディーにデータを共有できます。
マーポスは、研削盤の主要グローバルメーカーのニーズに対応するコンパクトなハードウェア構成をベースとした製品を実現することができます。
すべての制御サイクルは、この60年もの間に蓄えられたな経験の成果です。また、この豊富な経験をもとに、よりシンプルで最適化されたインターフェースをオペレーターに提供しています。
これらのインターフェースは、シンプルな現場で使用される用語でパラメーター変数を記述した対話方式のメニューを介してアクセスできます。
インダストリー4.0の仕様を満たすために必要なすべての情報は、最新のインターフェースを介して通信されます。
各種ソフトウェアライブラリーの主な制御サイクルには、以下があります。
- 測定用：連続面/断続面ワークの径と長さのチェック用インプロセス/ポストプロセスサイクル、ワーク位置決めサイクル、カムシャフト/クランクシャフト/偏心シャフトなどの特定のワーク用サイクル、各種タイプの研削工程用サイクル：センタレス、ダブルディスク、平面用、パッド用
はめあい加工部品（マッチング研削）生産用サイクルもご利用いただけます。サイクルを切り替えることにより、ワークの形状やテーパー、楕円度、偏心の測定やモニタリングも行えます。
砥石車による取り代量を常にモニタリングして、マシン側に情報を適宜フィードバックするサイクルもご用意しています。
- 砥石車のバランシング用：砥石車のバランシングを前もって行うサイクル、1つまたは2つのバランシングヘッドを使用した自動バランシングサイクル、マシンの振動をマッピングするサイクル
- 音響センサー用：ギャップ/衝突サイクル（サイクルタイムとマシンの安全性の最適化用）、ノイズしきい値モニタリングサイクル（砥石車ドレッシング制御用）、砥石車/ドレッサー接触確認サイクル、ブロードバンド分析サイクル（各種マシン部品のノイズレベル確認用：予防保守）
マーポスのユーザーインターフェースは、最新式の表示方法をベースにして設計されています。現に、消費者市場向けのインターフェースの作成に使用するのと同じ開発環境を使用しています。そのため、マーポスの機器を操作するユーザーは、市販の他の装置と同じ性能（タッチスクリーン、各種ソフトウェアレベルの構成、類似のグラフィックオブジェクトなど）があることに気づくはずです。
すべてのソフトウェアパッケージは、使用する機器の構造、お客様のご要望、必要な通信方法などに応じて構成できます。
マーポスが生産する機器は、ハードウェア/ソフトウェアの構成によって、2つのタイプに分けることができます。1つ目は、1つのタイプの制御を管理する単一機能の機器です。このタイプの機器は、最小限のカスタマイズが可能で、外部インターフェースに接続できます。2つ目は、最大限に拡張できるシステムである、マルチ機能/マルチタスクの機器です。このタイプの機器は、より多くの情報を外部と通信しながら、より複雑なサイクルでさまざまなタイプの制御を行います。グラフィックオプションは、シンプルなものから、数値やバー表示、タイムチャート、ヒストグラム、描画にいたるまで、さまざまなレベルがあります。
