詳細
P7MEは、寸法測定用として設計された装置です。P7MEには、2つのバージョンがあります。3つのスロットを備え、適切なケーブルを介して、マシン側の1つまたは2つのリモートパネルに接続できます。あるいは、フロントパネルに3つのスロットを備え、Ethernetを介して、ヒューマンインターフェースのソフトウェア（MHIS）をアクティベートしたPCに接続できます。P7MEのアプリケーションソフトウェアは、インプロセス/ポストプロセスで求められる測定のタイプに特化させることができます。必要なサイクルに応じて設定されます。
P7MEは、2つのハードウェアインターフェースを備えているため、物理的I/Oやフィールドバスを介して信号を通信できます。Ethernetを介してPCに接続すると、両方のハードウェアインターフェースをリモートユーザーインターフェースに接続して、情報、データ、ファイルをマシンと通信できます。エンドユーザー側で生産工程をチェックしたり、マシン自体の寿命をモニタリングしたりできます。
利点
- 自動制御が可能でオペレーターのスキルに依存しない
- 生産品質がアップ
- 点検要件が共通
- 生産品質が安定
- 加工時間が短縮
- マシンの生産性がアップ
- マシン操作が簡単
- 入力したパラメーターの整合性をチェック
- 制御パラメーターは自動プログラムが可能
- 各種マシンで使用する制御機器の予備部品の点数を制限
バージョン
P7MEはアプリケーション毎に、使用する測定ヘッドの数、I/O接続タイプ、ヒューマンインターフェースの方式に対応するハードウェアモジュールです。
接続可能なトランスデューサー数は1～8です。1コネクタあたり2チャンネル接続することができます。
I/Oは32～96ピンで、個別の入出力信号として設定するか、またはBCD/バイナリー形式の入力または出力として設定できます。
各種フィールドバス（Profibus、Interbus S、Sercos III、Profinet）用スレーブを備えています。
パネルは、5.5インチのディスプレイ（カラーまたは白黒）を備えています。リモートバージョンには、2つのタイプがあり、高さは両タイプとも129.5 mm（3U）ですが、幅はそれぞれ異なります（482 mm（19インチ）/226 mm）。
P7MEシステムの各ハードウェアの設定には、各種アプリケーションにあわせたアプリケーションソフトウェアの設定ファイルを使用します。P7MEの再設定には、PCにインストール可能なソフトウェア（Configurator）を使用します。1つのハードウェアで複数のアプリケーションソフトウェアを一元管理できます。P7MEを複数のマシンにインストールする場合には、ハードウェアの部品点数が制限される場合があります。
ダウンロード
