電気モーターのEoL(End-of-Line)テスト

絶縁試験は、絶縁抵抗、絶縁耐力（ハイポット）、サージなど従来手法のみを使用するか、部分放電絶縁試験（PDIV試験）によって行うかに関わらず、完全な絶縁状態が組み立て工程で損なわれていないことを検証するために、通常はモーターの最終テストフェーズで繰り返し行われます。

ただし、モーターの完全な品質管理を行う場合は、振動（NVH検査）、動的BEMF、摩擦および鉄損、レゾルバのゼロ位置、フィードバックフェージングなどその他のテストによってさまざまな機能パラメーターを評価することも必要になります。

生産環境において100 %の品質管理を行うために生産ラインの最後にこれらのパラメーターを評価するには、通常、無負荷での高速テストサイクル（無負荷試験）を導入する必要があります。

さらに詳細な解析を行う場合は、FFT解析によるBEMF、速度、トルクおよび効率図、三相短絡、コギング/トルクリップル（ブラシレスモーターのみ）の評価が可能な、モーターブレーキ（負荷試験）を装備したステーションをご提案します。これらの解析は、一般には実験室環境で行われますが、生産ラインにも適用可能です。

詳細については、www.edcnet.euをご覧ください。