詳細
検査対象となるモーターや完成品の種類に応じて、システムには、従来の規格に基づく安全性テストや無負荷テストに加えて、さまざま革新的なテストも含めることができます。たとえば、機械式ブレーキを使用せずにトルク・RPM測定 (DET – DLT)、振動・騒音測定、部分放電測定・PDIVテスト(部分放電開始電圧)など、インバーターで駆動するモーターの適合性を検証するためのさまざまなテストが含まれます。
AMT320/Wシステムの基本バージョンには、すべての測定機能とテスト結果の保存、印刷、アーカイブ機能を備えています。このシステムでは、多言語対応の試験証明書の印刷、粘着ラベルの印刷、テストプログラム・パラメーター・テスト結果のデータベース管理、予防保守プログラム搭載、キャリブレーションソフトウェアおよび自己診断機能、さらに、リモートアシスタンス機能や、LAN経由でローカルネットワーク連携など、さまざまなオプションにも対応しています。
利点
- センサーレスモーターテスト、またはドライブコマンドによるモーターテスト
- あらゆるサイズの電源を統合
- 機械ブレーキ式なしでもRPM・トルク測定 (DET - DLT)
- 振動・騒音測定
- 部分放電測定(PD)と部分放電開始電圧(PDIV)テスト
- 逆起電力信号のFFTスペクトル分析
- 高調波分析と全高調波歪みの計算
- 各高調波の相対歪み率の測定
- リップル測定
- アクティブ短絡サーキットテスト
- 逆起電力分析を実行するバージョン選択が可能(サンプルステーターを使用してローターの分析)
バージョン
システムは、自動ラインで動作するように構築することができ(仕様によっては、ラインに統合するベンチも供給)シングルまたはダブルステーション、回転テーブル付きのマルチステーションとして構成可能です。または、作業者が使用するためのシングルまたはダブルステーションの作業台(独立型または統合型)、または回転テーブル付きの構成も可能です。
e.d.c. システムの優れた柔軟性により、テスト対象製品の特性や生産要件(サイクル時間、使用可能なスペース)を考慮しつつ、特定の特殊テストで要求される特定の要件(たとえば、振動測定には、特別な機構が必要であり、騒音測定にも同様の配慮)を考慮して、お客様のニーズに合わせたテストソリューションをご提供します。
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