デジタルトルクアダプター
DTA
Artisオプションを有効化する「デジタルトルクアダプター(DTA)」を使用すると、プロセスモニタリングは、追加の電力センサーなしでも機能します。Artisモニタリングシステム(CTM/GEM)は、並列の主軸と軸駆動装置から出力される最大8つの高感度デジタルトルク信号を評価します。切削サイクルの各デジタルトルク値は、モニタリングチャンネルにマッピングできます。このマッピングは柔軟性に優れ、各種機械加工とモニタリング機能に対応できます。このデータは、追加のセンサーやアンプのハードウェアを使用することなく、フィールドバスを介して、マシン制御装置側にリアルタイムに反映されます。
マシン駆動装置(周波数ユニット)から出力されるデジタルトルク情報を使用することで、ほとんどの場合のプロセスモニタリングに十分対応します。現代のCNC工作機械は、この情報を分析します(ライセンスが必要な場合があります)。解像度が低い、またはリフレッシュレートが低い場合(例:高い主軸動力が超小径工具に接続されている場合)に限り、DTAをフォースセンサーで支援するか、交換する必要があります。
- リリースコードで簡単にアクティベート
- デジタルトルクデータは、フィールドバスを介してアクセス可能(Profibus、Profinet、Ethernet(IP))
- 切削サイクルのモニタリング方法に基づく柔軟性のあるマッピング
- リアルタイムでデータ処理
DTAは、以下にインストールできます。
Profibus、Profinet、Ethernet(IP)対応のすべてのCTM/Genior Modular(GEM)システム
DTAは、多くのCNC制御装置と一緒に機能します(製造メーカー例:シーメンス、ファナック、ハイデンハイン、三菱、MTXボッシュ・レックスロス(シーメンス製制御装置からのデータ転送はライセンスが必要)。
追加のソフトウェアやハードウェアの要件は、CNC制御装置とフィールドバスのタイプに依存します。ほとんどの場合、PLCを適合させて、ハンドシェークと専用データ通信を行う必要があります。
DTAのオプション(リリースコード):
- CTM V6: DTA-1-DP/S
- GEM: GEM DTA-DP