ディスク状コンポーネント（ブレーキディスク、ドラム、ハブ）検査用
自動測定マシン

M100自動ステーションは、寸法測定、形状測定、および非破壊（ND）測定を実行します。検査するすべてのドラム、ハブ、およびブレーキディスクを選択してマークを付ける機能などを追加できます。

M100は、加工ラインから送られてきたワークをセパレート、移動、および自動回転するために必要なすべての機能を備えています。ラインで生産されるワークを全数検査できます。

構成を以下に示します。

• ゲージステーション
  マーポスの高度な測定セルを装備し、径、厚み、同芯度、平行度、および異常な振れを検査できます。
  さまざまなワークタイプの測定に完璧に適合させることができます。
  3つの静止ポイントで構成された測定サポート品を使用してワークを選ぶことで、変形を避け、測定結果に影響が及ばないようにします。
• コンベア
  お客様のワークオートメーションは、チェーンコンベアを中心にして構成されます。
  セパレータ装置は、ラインから送られてくるワークの流れを管理します。
  ワークの識別、測定、マーキング、および良品/不良品判別を非常に早く実施します。
• 非破壊検査（ND）
  M100自動測定マシンは、ブレーキディスク、ハブ、およびドラムの寸法パラメーターと形状パラメーターの測定に加えて、以下のような不具合を検出する表面非破壊（ND）検査を実行するように構成できます。
  • クラック
  • ブローホール
  • 局所的なコーティング
  • 金属組織の欠陥
  • 材料の欠落
• 自動校正装置
  自動測定マシンに組み込まれたこの装置は、測定のゼロ設定を電気的に実行します。システムソフトウェアを使用することで、お客様の要求に応じたプログラミングが可能です。
  • 要求に応じて自動校正を実行
  • プログラムにより「n」サイクルごとに自動校正を実行
  • プログラムにより時間に合わせて自動校正を実行
  • プログラムにより周囲温度の変化に応じて自動校正を実行
• 不良ワークシュート
  これは、M100ゲージステーションの標準コンポーネントです。モジュール式で設計されているシステムなので、不良ワークシュートの位置は、お客様のワーク搬送ラインの具体的なレイアウトに基づいて変更可能です。透明カバーより不良品を簡単に確認して撤去できます。
• M100ゲージステーションの付属品
  M100自動ゲージシステムには、以下の付属品モジュールを組み込むことができます。
  • ワーク識別装置
  • ワークマーキングステーション
  • ワーク温度検査
  • 自動段取り替え装置

この装置は、工業用PCのE9066TとGagePodシステム、さらに必要に応じてE70s電子ユニットと一緒に使用します。