カムプロファイル検査用自動測定ステーション

M110 Profileは、寸法と形状の測定および単一シャフトに存在するすべてのカムプロファイルの再構築に使用可能な自動測定マシンです。

このシステムを使用する検査は、最終フェーズまたは工程内フェーズで実行できます。

固有のアルゴリズムを備えたさまざまな電子ゲージの組み合わせにより、測定室に匹敵する繰り返し精度と正確さを保証します。

M110 Profileは、現場環境で直接、生産されるカムシャフトの全数の検査と認証を完璧に実行できます。最先端技術による機構で構成されたモジュール構造であるため、極めて多用途性に優れたシステムです。そのため、測定マシンが完全自動サイクルでカムシャフトのロード、測定、および分類を実行できます。

測定のためにワークをロードして移動する際に使用するすべての重要な機構の剛性を最適化することによって高速化を達成し、極めて短いサイクルタイムを実現しています。

M110 Profile自動測定マシンの構造は、自動トランスファーラインをまたいで設置できるように設計されています。

• 自動ローディングシステム
  トランスファーラインから直接カムシャフトをアンロードします。マーポスが提供することもできますが、お客様でご用意いただいてもかまいません。カムシャフトは、ワーク保持システムの高さまで持ち上げられます。ワーク保持システムは、製造プロセスに応じて、センターまたはスピンドルを利用します。

• 自動ゲージシステム
  ゲージシステムは、マーポス製の測定セルとリニア/角度エンコーダーを組み合わせて、極めて高い分解能で寸法パラメーターと形状パラメーターを収集します。
  カムシャフトに対して標準で実行される測定は以下のとおりです。

• 基礎円の半径、TIR、および同心度
• ランプとピークのプロファイル、速度、および加速度
• 角度位相とテーパー
• ファセット

メインベアリングの場合：径、真円度、テーパー、真直度、同心度、TIR、およびファセット
 

このアプリケーションは、工業用PCのE9066TとGagePodシステムを使用します。