詳細
ビジュアルブレード検査 (VBI) センサーは、ウェーハ切断中のブレードのパフォーマンスを継続的に監視し、一貫した品質の確保と、無駄を最小限に抑えます。ブレードの摩耗と形状をリアルタイムで測定することで、スクラップの削減を、生産を止めることなく実現します。
ウェーハに対するブレード位置確認のために、センサーはブレードポジションをチェック(NCS)し、ポジションの間違いによるチップの欠陥発生を抑制します。マーポスは、優れた再現性と、大幅な高速化を実現しています。切断中にブレード破損が検出された場合(BBD)も、センサーによって収集されたデータでリアルタイムに分析され、切断品質とプロセス全体の効率が向上します。センサーはブレードの摩耗レベルを監視でき、ブレードが摩耗し始めたときに作業者へ警告したり、自動交換システムを作動させたりすることができます。
インターフェースユニットは2つのセンサーが接続されます。同じ機能を2つで実行することも、2 つの異なる機能を実行することも可能です。
利点
- 高度なモニタリング:プロセスの信頼性を向上
- ブレードポジションチェックサイクルNCS:高速位置決めが可能、優れた再現性
- 高速サンプリング:画像を連続して高速キャプチャし、最新のモニタリングを実現
- BBDアルゴリズム:ブレード破損を迅速に検出し、誤検知を削減
- 信号伝送:光ファイバーを使用しないため、脆弱性に関連する問題を軽減
- ダウンタイム削減:1.8mmの範囲で位置決め時間を最小限に抑え、生産性を最適化
- シンプルな導入:複雑な変更をせずにマシンへ簡単に導入可能
- 直感的な構成:統合されたサーバーから簡単にプログラム可能
- 高度な機能:周囲の光条件に応じてプローブを自動セットアップ