ET(電気テスト)
PEM燃料電池スタック組み立て向け電気テストベンチ
HeTECH/マーポスは、工業用品質管理における長年の経験により、生産工程と製品の効率を改善できるよう、スタック組み立ての正確性、機能性およびメカニカルシールを検証するための多くのカスタマイズソリューションを提案しています。
- スタック組み立て後のリークテスト
- ハウジングおよび完成した燃料電池アセンブリのリークテスト
- 慣らし運転の工程およびEoL(エンドオブライン)テスト機
スタックに必要な電圧と電力が得られるよう個々の電池セルをパッケージ化する際、専用のテストアプリケーションによって製品の最終的な品質を保証する必要があります。
詳細
OCVテストベンチは、燃料電池スタックの性能試験を実施するために設計・考案されたものです。
これは、DUTをオフにして(バスバーに外部負荷が接続されない)、反応物と共にアノード側に水素、カソード側に空気を供給するよう構成されています。この状態でも、電池は電気端子間に電位差を発生させることができます。制御電圧モニタリング装置は、スタックとDUTの一部に取り付けられ、各セル(またはセル群)の電圧を連続的に測定し、テストベンチのPLCと通信することで、膜の短絡や漏れを検出し、損傷している部分を正確に知らせることができます。
このテスト機は、電気および空圧接続用の柔軟性・汎用性により、さまざまなモデルやサイズ(最大400セル)のスタックをテストすることが可能です。ATEX指令に準拠し、危険区域を正確にゾーニングし、必要な安全対策を入念に施した設計となっています。
当社装置におけるテスト圧力、不良しきい値、生産性などは、コンポーネントの技術仕様やユーザーの生産ニーズによって異なる場合があります。
利点
- プロセスのどの段階でもテストが可能
- 生産ラインに組み込むためのテストを容易に自動化可能
- 生産サイクルに支障をきたさない
- 迅速なテスト手順
- テスト結果のトレーサビリティ対応
- MES通信への対応
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