詳細
M31は、現場で自動車のコネクティングロッドを測定するために開発されたマニュアルゲージステーションです。
このステーションは、ピンボアとクランクボアの両方でそれぞれ90°間隔で配置された4コンタクトを使用して2つの測定セクションのデータを収集することによって、高度な測定を実行します。
ゲージステーションは、以下の検査を実行します。
- ピンボアとクランクボアの内径の測定
- 厚み測定
- 楕円測定
- テーパー測定
- 中心距離測定
- ボアの面に対する直角度の測定
- ねじれ測定
- 曲げ測定
- クランクボア面同士の平行度
ゲージステーションは過酷な環境で稼働します。また、単一ワークタイプの検査用に調整したり、複数のワークタイプに段取り替えできるように構成できます。
ワークは、機械式エレベーターを手動または空圧式システムによって作動させることで、測定エリアに移動できます。
コネクティングロッドの標準ベンチは、周囲温度プローブを含みます。
オプションで、ワーク温度プローブとレーザーマーカーを組み込むことができます。
利点
- コネクティングロッドの詳細な品質検査用の高精度なソリューション
- 高い堅牢性により連続測定でも正確な検査を保証
- 複数のワークタイプに段取り替え可能なゲージステーション
- 高い信頼性により長期にわたって優れた性能を保証
スペック
自動車のコネクティングロッドと段取り替え可能なステーションの標準対応範囲は以下のとおりです。
- ピンボア径:17~60 mm
- クランクボア径:40~110 mm
- 中心距離:最大300 mm
- コネクティングロッド厚み:15~50 mm
上記の範囲以外のワークの検査についてはご要望に応じてお見積りできます。
ベンチ寸法:
長さ |
515 mm |
幅 |
410 mm |
高さ |
410mm |
標準コネクティングロッド(中心距離140/145 mm)
ダウンロード
BROCHURES AND MANUALS
パンフレット | |
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英語 |
M31: (195.73kB)
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