マーポス　-　ディッテル・メステクニック社と提携

マーポス（イタリア　ボローニャ）は、ディッテル・メステクニック社を完全子会社化しました。ドイツ、ミュンヘン近郊のランツベルク・アム・レヒにあるディッテル・メステクニック社は、研削プロセスコントロールソリューションの開発、製造及び供給をしています。

ディッテルは従来航空機器の開発製造のために1959年に設立され、開発及び供給業者としてドイツ連邦政府航空局（LBA）の認証を取得しています。現在、得意とする能力は、工作機械用のインテリジェントで幅広いプロセスモニタリング及び、コントロールソルーションの開発と製造です。50年以上にわたり、ディッテルの社名は、精度、品質、信頼性の象徴とされてきました。

ディッテル社のM&Aプロジェクト担当、元ゼネラルマネージャ　Waltraud Klueterは次のように述べています。「マーポスと提携する事は、マーポスのグローバルな顧客セールス及びサービスネットワークを介して、ディッテルの製品を幅広く展開する絶好のチャンスであり、さらに、マーポスとディッテルの技術及び製品を応用し、非常に興味深い新しいソリューションになります。ディッテルの社員は、リーダー的存在である研削プロセスモニタリング分野を更に拡大するために、これからのマーポスとの協力関係に期待をよせています」

マーポス社 社長 ステファノ・ポサッティ は次のように述べています。 「ディッテルは、大きな可能性を秘めた最先端のソリューションを提供しています。それは各種アプリケーションに応用され、現在及び将来のグローバルな顧客のニーズに応えます。」　「我社の目標は、新旧マーケットの両方を揺るぎなく継続的に成長させる事です。2008年にアーティス社、2011年にサンテック社そして今年2月にブランカンプ社を傘下に収めました。これらの会社はドイツの同業種の中でもトップ企業であり、新会社としてマーポス製品との相補的な製品を作りだすことで、強力な優良企業となることでしょう。我社はグループ会社内の研究開発を意欲的に進めていく戦略です。」