超高精度検査用ダイヤモンドライン
マーポスが提供する工作機械用高精度プロービングソリューションの測定性能は、すでに卓越したレベルに到達しています。
現在、マーポスはそれをさらに一歩前進させて、金型、航空宇宙、航空機、生物医学のような非常に要求の厳しい業界、日々高精度を追求し続けて「工作機械とワークの測定」のルールの見直しを進めているすべての業界に集中して取り組んでいます。
マーポスは、常に改善を求め、ユーザーのニーズに応えていくという考えの下、新しい高精度製品である高精度プロービングを発表しています。
高精度プロービングは、工具、プリセット、検証、ワークセットアップ、およびワーク検知の正確さを向上しています。
主軸プローブについて
高精度主軸プローブは、圧電テクノロジーによって、機械軸の位置の自動検出を管理し、優れた測定性能でワークの制御およびマシニングセンターまたはフライス盤でのサイズごとの位置決めを実行できます。
さらに、寸法、設計、およびトランスミッションモード(有線式、光学式、無線式)が異なるさまざまなバージョンをご用意しています。
ツールセッターについて
視覚的ツールセッター(以下「VTS」)は、カメラを使用して測定するツールセッターです。VTSは、表面の完全性チェックを実行できます。作業工具の微小な欠陥を走査するために、工具全体を前から後ろまでチェックできる唯一の視覚的ツールセッターです。CNCマシンの工具のプロファイル検査は、ワークと生産全般の品質を左右します。
専用のCNC測定サイクルを使用することで、他の非接触式ツールセッターよりはるかに高速に、有効な径を測定できます。重要なポイントとして、長さ、径、および単一カッターの完全性は、最小割り出し角度を使用するすべてのカッターについて、カッターごとの角度位置でチェックできます。
- 生産品質が改善
- 生産性がアップ
- 高精度を実現しスクラップの可能性を削減
- ワークか工具かを問わず、複雑面や彫刻面でも驚異的な測定パフォーマンスを発揮
- 高速プロービングによりその後のサイクルタイムを短縮
- 各種マシンとアプリケーションに対応した広範囲のソリューションを提供
- T25Pは、ケーブル接続式プローブです。コンパクトな寸法で、研削盤や研磨機で使用するのに最適なソリューションです。
- VOP40Pは、光学式トランスミッションを使用するコンパクトなプローブです。小型/中型の高精度なマシニングセンターまたはフライス盤に最適です。主な利点として、小型でありながらバッテリー寿命が非常に長いこと、最大F5000の高速タッチであることが挙げられます。
- WRP45PとWRP60Pは、モジュール式で設計されている無線式トランスミッションプローブであり、高精度のフライス盤や5軸マシニングセンターに最適です。無線式トランスミッションなので、大型マシンに最適です。また、プローブを最大1 m延長するソリューションのカスタマイズが可能です。
VTSラインは、以下に示すさまざまなモデルで、広範囲の工具径に対応します。
- VTS SF45、VTS SF45 Compact、およびVTS SF85(Small Fieldモデル)は、最小で0.01 mmから最大で80 mmまで、0.0001 mmの分解能で、工具を測定できます。
- VTS WF45とVTS WF85(ワイドフィールドモデル)は、0.04 mmから、両面の場合は3 mmまでの径、片面の場合は80 mmまで、広範囲にわたる測定値を収集できます。